最後に、povoのとっておきの裏技もご紹介いたします。
ぜひ、ご覧ください!!
早速、結論です!
povoがおすすめの人
1. 月25GB利用する方
povoの150GB (180日間)パックを購入すると、毎月25GBを利用することができます。
もちろん、1月に100GB利用する、といった使い方も可能です。
2. 「一切使わない月も多い」という方
基本料0円で利用し、必要な時に「24時間使い放題」などのトッピングを行えます。
3. 20GBプランを利用し、数年間 他社に乗り換えたくない方
20GB~25GBの月額料金は、最安クラスです。
特典がない分、多少高くても、長年同じキャリアのまま利用したいという方に向いています。
povo以外がおすすめの人
1. コストパフォーマンスの良いSIMが良い方
povoは、実は実質費用で見ると、他より高くなります。
格安SIMにありがちな「混雑時に速度が低下する問題」を避けつつ、コストパフォーマンスの良いSIMも併せてご紹介いたします。
2. ギガはあまり利用せず、余ったギガは翌月に繰り越したい方
povoの3GBは、30日でギガが寿命を迎えてしまいます。
しかし、同じくau系列のあるSIMキャリアだと、翌月まで繰り越すことが可能です。
3. お得な特典を利用したい方
他社では、例えばこのような特典が用意されており、お得に利用することが可能です。
- 1年間、実質無料
- 1年間、5分以内電話かけ放題が無料
- LINE使い放題(一部除く)
- 毎月のギガ増量(+2~5GB)
povoでは、9月現在残念ながらキャッシュバックといった嬉しいキャンペーンが開催されていません。
おそらく、povo 2.0の正式スタートと同時、または近日中に復活すると思いますが、今はまだその時ではないようです。
4. 海外でもそのまま利用したい方
携帯キャリアでは「海外ローミング」という、そのまま海外で利用できるサービスが展開されています。
もちろんauも展開していますが、povoはサービス開始から半年以上「対応予定」のままです。
海外ローミングは、24時間で1,000円~3,000円ほど要するのですが、ahamoは日本人の観光する95%の国と地域をカバーし、0円で利用することが可能です。海外で積極的に利用される方には、docomoの「ahamo」がおすすめです。
それでは早速、本題の「povo」についてご紹介いたします。
povoの特徴
povoはauのサブブランド
povoは、auのサブブランドとして2021年に登場しています。
格安SIMなのに、混雑時も速度が速い
一般的に格安SIMは、大手キャリアの設備の一部を「間借り」して、利用者間でシェアしています。
そのため、少ない設備を複数人でシェアする格安SIMは、みんなが一斉にスマホを触り出す「混雑時(お昼、夕方など)」に、読み込みが極端に遅くなる特徴があります。
しかしpovoは「au」のネットワークを使用するため、「エリアも回線も安定」しているのが特徴です。
auは回線品質向上に取り組んでいます
複数の周波数を同時に利用して通信することで、通信速度・品質の向上を実現
地下鉄や、大型商業施設など電波が入りにくい施設での対策で、安定通信を実現
人口カバー率は99.9%。人の住んでいる大半のエリアをカバーしています
povoの基本料は「0円」
基本料無料で、必要なプランを「トッピング」する形式
povoは「ゼロから、きみのやり方で」というコンセプトの通り、「毎月の基本料は0円」で必要な時に必要なプランを「トッピング」する形態がとられています。
何もトッピングしない場合、月額 0円で利用できます。(速度はほぼ利用できないと言っても過言ではない、128kbpsまでです。)
月額0円で最大180日間、利用可能
トッピングを一切行わない場合でも、毎月非常に低速な速度(128kbps)での通信は可能です。
また、もちろん電話サービスなどを利用することも可能です。
しかし、「180日間(半年)トッピングが行われない場合、契約解除等の可能性がある」と発表しているため、利用し続けるには、最低でも半年に1回はトッピングを利用する必要があります。
トッピングのお値段は、最安クラス
データ量 | 金額 |
---|---|
1GB | 390円 / 7日間 |
3GB | 990円 / 30日間 |
20GB | 2,700円 / 30日間 |
60GB | 6,490円 / 90日間 |
150GB | 12,980円 / 180日間 |
「24時間使い放題」などのトッピングも
内容 | 金額 |
---|---|
24h データ使い放題 | 330円 |
DAZN 使い放題 | 760円 / 7日間 |
smash. 使い放題 | 220円 / 24h |
5分以内かけ放題 | 550円 / 1ヶ月 |
通話かけ放題 | 1,650円/1ヶ月 |
買い物で「ギガ」がもらえる。ギガ活
対象店舗で買い物をすると、ギガがプレゼントされるイベント「ギガ活」が始まります。
- ウエルシア
- ローソン
- カインズ
- はま寿司
- まる亀製麺
- menu
などなど(一覧はこちら)
特徴のまとめ
- auのサブブランドで、混雑時も「速度が速い」
- 基本料は0円〜
- 料金は最安クラス(3GB, 20GBの2パターン)
- 買い物でギガがもらえる
povoのデメリット
乗り換え特典が今現在はない
povoの乗換特典
0円(8月までは、プラン代金も約2,700円でしたが、10,000円の特典がありました。)
他社の場合
通常は、5,000円~20,000円ほどの特典がもらえることが多いです。
・Y!mobile:7,000円〜13,000円
・UQ mobile:10,000円前後
・LINEMO:3,000円〜10,000円
オンライン申し込み限定
povoは、店舗で申し込むことはできません。
支払いはクレジットカードのみ
povoは、利用者を13歳以上としていますが、銀行支払いやデビットカード払いはできない関係で、通常申し込みは18歳以上になりそうです。
LINEの年齢認証サービスは非対応
povo 1.0では対応していたため、近日対応されるかもしれません。
ゴールドカードの割引がない
au PAY ゴールドカードの年会費割引はありません。
povoの料金を比較
3GBは、他社と横並び。20~25GBはpovoが安い!!
主要SIMの、1ヶ月の料金比較
SIM | 0GB | 3GB | 5GB | 15GB | 20GB | 25GB |
---|---|---|---|---|---|---|
ahamo | – | – | – | – | 2,978円 | – |
povo | 0円 | 990円 | – | – | 2,164円~ (60GB) | 2,164円~ (150GB) |
LINEMO | – | 990円 | – | – | 2,728円 | – |
UQ mobile (でんきセット時) | 990円 | 990円 (1年間) | 2,090円 | 2,090円 (1年間) | 2,970円 | |
Y! mobile (光回線セット時) | 990円 | 990円 (1年間) | 2,090円 | 2,090円 (1年間) | 2,970円 | |
楽天モバイル | 0円 (~1GB) | 1,078円 | – | – | 2,178円 | 3,278円 (無制限) |
格安SIMの最安 (音声通話SIM) | 0円 (楽天) | 792円 (nuro) | 990円 (nuro) | 1,848円 (IIJmio) | 2,068円 (IIJmio) | 2,970円 (UQ/Y!) |
しかし維持費は、特典の分他社よりも高くなってしまいます。
料金プランは横並びですが、もらえる特典には大きな差があります。
特典を考慮した、「実質の年間維持費」をご紹介します。
3GBの維持費。UQ mobileが圧倒的に安いです。
SIM | 月額 | 初期費用 | 特典 | 1年間 | 2年間 |
---|---|---|---|---|---|
povo | 990円 | 0円 | 0円 | 11,880円 | 23,760円 |
LINEMO | 990円 | 0円 | 3,000円 | 8,880円 | 20,760円 |
LINEMO(裏技) | 990円 | 0円 | 10,000円 | 3,618円 | 15,498円 |
UQ mobile (でんきセット+裏技) | 990円 | 3,300円 | 16,000円 | -820円 | 11,060円 |
20GBの維持費。長期だとLINEMOに勝ちますが、やはりUQ mobileが安いです。
SIM | 月額 | 初期費用 | 特典 | 1年間 | 2年間 |
---|---|---|---|---|---|
povo (60GB以上) | 2,164円 | 0円 | 0円 | 25,968円 | 51,936円 |
LINEMO | 2,728円 | 0円 | 10,000円 | 22,736円 | 55,472円 |
UQ mobile (でんきセット) | 2,090円 | 3,300円 | 16,000円 | 12,380円 | 37,460円 |
UQ mobileと比較すると、多くの方にはUQ mobileの方がおすすめです
UQ mobileは、povoを運営するauの子会社で、au/povoよりも混雑時の回線速度は遅いです。
ただ、それでもUQ mobileは一般的な格安SIMよりも混雑時に早く、速度と金額のコストパフォーマンスを踏まえると、非常におすすめです。
また、UQ mobileでは余ったギガを翌月に繰り越せたり、1年間は+2~5GBが無料で増量されるキャンペーンが開催されています。
混雑する人混みやお昼・夕方にヘビーな使い方をしない多くの方は、UQ mobileがおすすめです。
LINEMOと比較すると、3GB以下はLINEMO、20GB以上はpovoがおすすめです
混雑時の通信速度ですが、LINEMOもpovo同様、大手キャリアSoftbankが直接運営するため安定しています。
そして、LINEMOは速くてお得なだけでなく、下記のような特典が付帯しています。
- LINE使い放題(一部除く)
- 5分以内の電話し放題(1年無料)
一方、LINEMOは20GBまでですが、povoは180日プランをトッピングすることで、25GBまで利用することができます。そのため、25GB欲しい、という方はpovoが良いでしょう。
ただ、今後povoも申し込み特典が用意される可能性があると思いますので、20GBの方も、1年間はLINEMO、2年目はpovo、といった乗り換え術が良いのではないかと考えています。
povoの特徴を再確認
メリット
- 月20~25GBの場合、まとめ買いすることでダントツの安さ
- 約8割の人が該当する、3GBプランでも最安クラスの金額
- auが運営しているため、混雑時も速度が早い(格安SIM唯一のデメリットがない!)
- 対象店舗(ローソンなど)で買い物をすると、後日データがもらえる
- 基本料金は0円。自由にプランを変更可能
デメリット
- 乗り換え特典がなく、1~2年の利用の場合、他社より高くなります
- 支払いはクレジットカードのみ
- オンライン申し込み専用
povoはこんな方におすすめです!
1. 月25GB利用する方
povoの150GB (180日間)パックを購入すると、毎月25GBを利用することができます。
もちろん、1月に100GB利用する、といった使い方も可能です。
2. 「一切使わない月も多い」という方
基本料0円で利用し、必要な時に「24時間使い放題」などのトッピングを行えます。
3. 20GBプランを利用し、数年間 他社に乗り換えたくない方
20GB~25GBの月額料金は、最安クラスです。
特典がない分、多少高くても、長年同じキャリアのまま利用したいという方に向いています。
povoの裏技
月9GB、無料で使える!?
条件は、対象店舗で毎日500円以上、auPayで買い物をすること
povoの「ギガ活」では、対象店舗で買い物を行うと、買い物から2週間前後でデータカードがもらえます。
詳細は未定ですが、毎日購入し、チャージし続けることができれば、単純計算で月9GBは利用できる計算になります。
2日に1回500円を利用するとしても、月4.5GB(支出は7,500円)の計算です。
対象店舗は多いため、普段から利用している店舗があれば、povoがお得に利用できますね。
対象店舗の一例
店舗 | 購入金額 | データ量 |
---|---|---|
ウエルシア | 500円以上 | 300MB |
すき家 | 500円以上 | 300MB |
ドトールコーヒー | 500円以上 | 300MB |
はま寿司 | 500円以上 | 300MB |
丸亀製麺 | 500円以上 | 300MB |
ローソン | 500円以上 | 300MB |
menu (出前アプリ) | 500円以上 | 300MB |
いかがでしたでしょうか。
今回はauの「povo」をまとめてみました。
特典がない分維持費は高くなりますが、人によってはとても魅力的なプランだと思います。
特典が気になる方、少しでも安く、コストパフォーマンスの良いSIMを利用したい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!
当サイトでは、これからも徹底的に比較を行い、一番コストパフォーマンスの良い、ベストな選択肢は何かを、考え続けます。
こんな情報が知りたい!ということがありましたら、お気軽にご連絡ください!!