【2022】携帯キャリア、これだけは気をつけて!「最重要」注意点・維持期間

突然ですが、大手キャリアは契約時の高額なキャッシュバックが魅力的ですよね。

さらに、違約金も最低利用期間もないという・・・。

また、お店の店員さんから「契約後、すぐ料金の安い●●(サブブランド)に変えて良いですよ」と言われたことはありませんか?

実は、これらには非常に注意すべき点が隠れています。

知らずにブラックリスト入りをしてしまわないためにも、是非ご確認ください。

※この記事では、ネット上の情報や、私が直接検証していない情報も掲載しています。
公式の情報ではなく、私でも未検証のため、あくまで参考としてご覧ください。
少しでも、みなさまの時短や、知らずに後悔するケースが減り、ユーザーもキャリアにとってもWin-Winな関係に繋がればと思います。

結論

これだけは絶対注意な2点

1) 契約後、概ね1年以内は解約(短期解約)を避けること

2) サブブランドへの変更も、概ね1年以内は避けること(docomo→ahamoを除き)

→ これらは、今後その会社の審査に一定期間(数ヶ月~1年以上)通らない可能性が発生します

できる限り避けた方が良いこと・契約時の注意点

3) 同じ電話番号で、何回も同じキャリアに乗り換えないこと

→ 審査に悪影響の出る可能性があります。

4) 短期での解約時は、純解約が良い可能性があること

→ 短期解約扱いになる日数が、純解約だと短く・MNPだと長い可能性があるそうです。

5) 店頭申し込みの場合は、オプションの解約忘れに注意すること

おまけ) 3キャリアの、事前に知っておくのが望ましい注意点

1) 契約から1年以内に解約を行わないこと

短期解約に該当し、今後審査NGになる可能性が高いため

短期間でスマホの解約を行うと、以降の契約審査で「審査NG」が出る確率が高くなります。

つまり、お店で申し込み書類を書き、審査を実施するも、契約お断りを告げられてしまうのです。

理由は、次のようなものが考えられそうです。

  • 企業とは営利目的の組織のことで、短期解約を繰り返されると長期間自社の不利益につながるため
  • 契約の都度、販促費として多額の出費が発生しているため(代理店への手数料、お客様へのキャッシュバック等)
  • 販促費回収や利益増加のためにも、なるべく長く利用してほしいため
  • 短期解約を繰り返す場合、自己での利用目的ではなく、転売目的も疑われるため

短期解約とみなされる期間(一説)

あくまで色々な説があり、実際の審査では「総合的に判断」されるため一概には言えませんが、2022年3月時点で言われている説としては次のようなものがあります。

※下記の情報はもちろん公開されているわけではないため、いわゆる「人柱」という、皆さんの口コミを参考に作成されています。

短期解約扱いになる日数(目安)
docomo90日以内
(2月までの情報/2月に変更があり、今後150日という説も)
au / UQ180~210日以内
Softbank / Y!mobile不明
(180~365日でもNGな人も)
楽天モバイル不明
(9回線以上でNGとの声も)
大手キャリアで「短期解約」と扱われる可能性が高い日数(2022年3月時点)

例えばdocomoの場合は、契約から90日以内の解約は「短期解約」として今後の契約審査に影響を及ぼす可能性が大きいです。

中でも、ソフトバンク/ワイモバイルは「単純に契約期間だけでは判断しない(総合的に判断する)傾向が強い」そうで、1年利用していても今後審査NGとなってしまう方もいらっしゃるそうです。

これらのキャリアで1年以内に解約を検討している方は、今後審査NGになる可能性があるという点にご注意ください。

まとめ

携帯キャリアは「最低利用期間なし」「解約違約金なし」というケースも増えており、「他社からの乗り換えで安くなります」という誘惑も多いですが、長くお付き合いするためにも「一度契約したら1年以上は利用する」ということを是非覚えておいてください。

今後もそのキャリアを使いたいという意思のある方は、1年以内はなるべく動かないように注意をしましょう。

2) サブブランドへの変更も、半年~1年以内は避けること

サブブランドへの番号移行は、解約扱いになる可能性が大きい

元々「ahamo・LINEMO・povo」の3サブブランドは「総務省の値下げ要求」により誕生しましたが、ahamo以外は「サブブランドへの変更も解約扱いとなってしまう」傾向にある可能性が高いです。

本来、同一法人が運営するサービス同士の変更であれば「プラン変更」に該当しそうな気がしますが、基本的にプラン変更とはならず他社契約扱いになってしまうとみておくのが良いでしょう。

つまり、短期解約となる期間内(先述)にサブブランドへ移行すると、知らず知らずの間に次回以降の審査に悪影響を及ぼしている可能性があるのです。

docomo → ahamo:プラン変更として、問題ない可能性大

このパターンのみ、唯一OKと言われています

docomoもahamoも運営会社が同じですが、他社と異なりMNP予約番号の発行も不要で、マイページからプラン変更ができます

  • ネット上では、即ahamoに切り替えても審査NGとはならないようで、ahamoへは即日変更しても問題ない

と言われています。

au → UQ・・・解約扱いと思われるため注意

もともとau(KDDI)子会社としてスタートしたUQは、2020年にau(KDDI)に運営が移管されました。

そのため、現在UQモバイルの運営はauと同じKDDIですが、解約扱いになる可能性が極めて高いです。

一部問題ないとの声もありますが、無難に歩みたい方は避けておくのが無難でしょう。

au → povo 2.0・・・解約扱いと思われるため注意

au(KDDI)から登場したpovo(1.0)ですが、2021年よりpovo 2.0というサービスに切り替わり、同時に運営が「KDDI Digital Life」という会社(他社と協業)に変更になっています。

それもあってか、auからpovo 2.0への切り替えは解約扱いになってしまうようです。

稀に、店員さんに「auからUQやpovoに切り替えて大丈夫」と言われるそうですが、それは物理的に・また店舗として可能(店舗にインセンティブが入るので割引適用できます)という意味合いを持っている可能性があります。
(審査内容は通常、審査部門の方しか知らないため)

今後審査NGを受けたくない方や、1~2年以内にauに戻ることを検討中の方は、避けた方が良いでしょう。

Softbank → Y!mobile・・・解約扱いと思われるため注意

Y!mobileは今ではソフトバンクが運営していますが、元々は別の会社で、今でもソフトバンクとは別のシステムを利用していると思われます。

また、ソフトバンクは大手3キャリアよりも「総合的に判断する傾向」が強いと言われています。

「過去の契約期間が何日以上であればOK」といった単純な識別ではないと思われますので、今後ソフトバンクを利用する可能性のある方は、特に短期解約・Y!mobileへの短期移行は気をつけましょう。

Softbank → LINEMO・・・解約扱いと思われるため注意

LINEMOはソフトバンクから発表されたサブブランドですが、吸収合併されたLINEモバイル(LINE)の後継サービスとも言われています。

それらも関係しているのか、はたまたソフトバンクの総合判断での判断なのかはわかりませんが、他社扱いと考えておくのが良さそうです。

3) 同じ電話番号で、何回も同じキャリアに乗り換えないこと

下記のようなケースは避けた方が良いでしょう。

  • 以前利用したキャリアを、当時と同じ電話番号で何回も再契約すること

これはなぜかというと、短期解約が審査NGとなる理由として挙げた4点と類似するでしょう。

・企業とは営利目的の組織のことで、短期解約を繰り返す人は、短期的にも長期的にも、自社の不利益につながり
・契約の都度、販促費として多額の出費(代理店への手数料、お客様へのキャッシュバック等)が発生しており
・販促費回収や利益増加のためにも、なるべく長く利用してほしく
・短期解約を繰り返す場合、自己での利用目的ではなく、転売目的も疑われるため

当記事

企業側も、ユーザーをマイナンバーのように同一の管理番号で管理しているとは思いにくいため、同じ電話番号だと、こういった過去の履歴が追いやすくなるのでしょうか。

4) 短期での解約時は、純解約が良い可能性

※こちらももちろん公式情報ではありません。

以前、短期解約扱いとする日数が「純解約だと何日」「MNPだと+30日」というようなことがあったそうです。今も継続しているのかや、実際のところは審査部門の方しかわかりません。

とは言え、解約で電話番号がなくなると困るという方もいらっしゃると思います。

私のおすすめは、デュアルSIMです

私のおすすめとしては、電話用のSIMとデータ通信用のSIMを完全に分離することがおすすめです。

デュアルSIMを未体験の方はよくイメージがつかないと思いますが、iPhoneならXS/XR以降であれば「同時にSIMカード2枚を利用」できます。

2枚のSIMカードで、両方の電話着信を受信できます。発信は片方を利用し、電話アプリ内で発信元の電話番号を簡単に変更して電話することもできます。データ通信は、片方のみを利用する設定や、不安定時は切り替えをONにするなどの設定が利用できます。

個人的ベストは、後日ご紹介しますが、電話かけ放題アプリが無料の「楽天モバイルをメインSIM(毎月の維持費は2円も可能)」とし「データ通信は、高速な大手キャリア・厳選格安SIM」を利用するのが個人的ベストです。

このようにすると、データ通信用のSIMは解約が行いやすくなります。

5) オプションの解約漏れに注意すること

これはよく言われることですが、店頭で契約する場合、安く購入できる代わりとして「オプションに同時加入」を求められることも多いでしょう。

しかし、「忘却曲線」という言葉があるように人間は忘れる生き物ですので、不要な方は「カレンダーに登録」などし、解約忘れを防ぎましょう。

おまけ) 3キャリアの、知っておくのが望ましい注意点

docomo

・解約月は日割りにならないこと

解約月は、1日使用しても30日フルで使用しても、満額で代金が発生します。

au

・解約月は日割りにならないこと

Softbank

・解約月は日割りにならないこと

・解約月は割引が一切効かないこと

基本的に、プランの正規料金が全額発生すると考えましょう。光セット割も家族割も、特別割引なども一切適用されません。

そのため、解約月の前月には安いプランに変更するなど対策を行い、ギガを使いすぎて料金が上がらないよう、月初などに解約するのがおすすめです。

まとめ

1) 契約後、概ね1年以内は解約(短期解約)を避けること

2) サブブランドへの変更も、概ね1年以内は避けること(docomo→ahamoを除き)

3) 同じ電話番号で、何回も同じキャリアに乗り換えないこと

4) 短期での解約時は、純解約が良い可能性があること

5) 店頭申し込みの場合は、オプションの解約忘れに注意すること

いかがでしたでしょうか。

あまり1年以内に解約する方は少ないと思いますが、大手キャリアにしても格安SIMにしても、最低でも1年は使う気持ちで契約するよう心がけましょう。